あいおい歯科こども歯科クリニックからのお知らせ

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月間アーカイブ: 2021.04

院内研修(口腔内写真編)

こんにちは。

今回は先日行われた院内研修のご報告です。

今回の内容は‛口腔内写真・顔貌写真の撮り方’でした。当院では口腔内写真に力を入れており、今までにも何回か研修を行ってきましたが、今回は更なるレベルアップを目指しました!

当院を受診された方の中にはいきなりお口の中の写真を撮られてびっくりされた方もいらっしゃるのではないかと思いますが、そもそも口腔内写真ってどうして必要なのでしょうか。一言で言えば、‘記録’のためです。どんなにしっかり診察・検査をしても記録をしっかりとしなければ、時間とともに記憶による情報は薄れてしまいます。そこで、歯式・レントゲン写真とともに口腔内を写真に記録することで、より正確で多くの情報を得ています。たとえば、

🌼初診時の記録として・・・この初診時の記録をもとに、Dr.は治療方針を決定していきます。治療が進んだ後は、その変化のための記録として活用します。

🌼患者さんにご自身のお口の中の状態をより理解していただくために・・・ご自分のお口の中の状態を写真を見ながら説明を受けることで、虫歯や嚙み合わせ、歯茎の状態をより理解してもらえます。

🌼情報共有のために・・・当院には複数のDr.および歯科衛生士がいます。歯式・レントゲン写真に加え口腔内写真を撮ることで、より客観的に患者様の情報を共有できるようになります。

などなど、口腔内写真を記録するといいこと尽くしなのです。とはいえ、写真を撮る際には患者様のご協力が欠かせません。口角鈎(お口を広げる道具)を持っていただいたり、顎を動かしていただいたり。(しかもちょっとお口がツライ・・・)。ですので、できるだけ迅速かつ正確に行えるよう日々精進しています。

 

今回は、まず四日副院長による講義を受けました。それぞれの歯の役割や、ポイントになる点を症例を見ながら学びました。

 

   

その後、グループに分かれて実践です。正確に、かつスピーディに!

      

 

撮った後は自らチェック!必要な情報はちゃんと写っているか、拡大してもピンボケになっていないか・・・普段からやっているのですが、意外と難しいんです。。。

そして統一した規格にまとめ保存するところまで確認し合いました。

 

        

 

顔貌写真撮影も練習しました。これは主に歯列矯正やインプラント治療を受ける方が対象になります。

なぜ顔を撮影するの?一言で言えば、見た目の評価です。

まず目と目(瞳孔と瞳孔)を結んだ線を基準線として口の傾きを判断しています。また正面写真からは下顎の長さを、横向きの写真からは口の突出度、顎の角度などの情報を得ています。

歯列矯正をすると、少なからず顔貌が変化することがあります。治療前後の顔貌写真を撮影することは、治療効果を判断する上でとても大切な情報となります。

最後は、四日副院長から研修を通してのフィードバックを頂き、またスタッフ同士でも撮影時のコツやポイントを発表し合いました。

今回の研修は皆意見を出し合いながら和気あいあいと楽しく進めることができました。特に顔貌写真撮影では、お口を‘にぃっ’として笑っていただく必要があるので、とても良い写真が撮れたとのことです(笑)

 

少しでも良い写真を撮れるよう、これからも更なるスキルアップを目指し頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願い致します。

放置しないで!知覚過敏

こんにちは。院長の畑です。
4月7日は「世界保健デー」、
世界保健機関(WHO)が誕生した日です。
WHOは世界の人々の健康を守るため、
毎年この日にテーマを決めて啓発活動を行っています。

 

お口の健康は全身の健康にも影響を与えますので、
歯は大切にしてくださいね!

 

 

さて、お口の健康維持に欠かせない定期検診ですが、
患者さまを診ていると、中には
「むし歯じゃないのに歯がしみる…」
という方がいらっしゃいます。

 

むし歯や神経の炎症がないのに歯が痛いときは、
『知覚過敏』かもしれません。

 

 

 

 

 

◆知覚過敏とは!?

 

冷たいものや甘いものを口にした時、
そして歯を磨いている時などに
ピリッとした鋭い痛みが起こる症状を
『知覚過敏』といいます。

 

知覚過敏をもっとも多く患っているのは
20歳〜50歳で、
日本人の4人に1人が経験している
と言われています。

 

知覚過敏は一過性の痛みで
刺激がなくなればおさまるため、
放置している方も多いのではないでしょうか?

 

 

とはいえ!

 

知覚過敏は放置しておいても治るとは限らないので、
注意したい症状です。

 

 

 

 

◆知覚過敏はなぜ起こる?

 

知覚過敏は
「象牙質(ぞうげしつ)の露出」によって起こります。
歯の中心には神経があり、
やわらかい象牙質と硬いエナメル質に覆われています。

 

 

通常であれば、
歯の一番外側をエナメル質が覆っていて
痛みを感じることはありません。

 

ですが、象牙質が露出すると神経に刺激が伝わり、
痛みを感じやすくなります。

 

 

 

 

象牙質が露出する原因は、
・打撲で歯が欠けた
・歯ぎしりや食いしばりで歯がすり減った
・酸の強い食べものや飲みもので歯が溶けた

 

などが考えられます。

 

 

 

硬い食べものばかり食べている人も、
歯に強い負担をかけることがあるので
注意しましょう。

 

 

 

 

◆歯ぐき下がりも知覚過敏の原因に!

 

歯の根っこも知覚過敏が起こりやすい部分です。
歯ぐきが下がると歯の根が露出して、
象牙質がむき出しの状態に…。

 

 

 

 

歯ぐきが下がるのは、
・加齢
・歯周病
・過度なブラッシング

 

などが主な原因。

 

 

 

 

 

◆知覚過敏は放置しないで!

 

知覚過敏を放置していると、どうなるのでしょうか?

 

まず、歯ブラシが触れると痛みを感じるため、
歯みがきもおろそかになりがちです。
すると、プラークという細菌のかたまりが歯に付着し
むし歯になってしまうことも。

 

また、歯周病が原因の場合は、放置していると
いずれ歯が抜けてしまう原因にもなります。

 

そもそも歯がしみると、
おいしい食事も楽しめませんので
早めの受診をおすすめします。

 

 

 

◆歯みがきと治療で歯の健康を守ろう!

 

「知覚過敏かも!?」と思ったら、
歯みがきの仕方を見直してみるのも一つの方法です。

 

知覚過敏で歯がしみる時は、

①余分な力をかけない「ペングリップ」で歯ブラシを持つ
②毛先のやわらかい歯ブラシで力を入れず小刻みにみがく
③常温もしくはぬるま湯で口をゆすぐ
④歯みがき粉は知覚過敏に有効な「硝酸カリウム」入り

 

などのポイントに気をつけて歯を磨くのがおすすめ。

 

 

 

ご自身でできることもありますが、
痛みが続くときは我慢せず、
お早めにご相談ください!

 

 

 

 

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